バレンバイムの指揮で一番惹かれたのは「ハイドン交響曲44番/49番」…

この人のピアノの一番の武器は「ピアニッシモ」である。

ショパン:ノクターン20番中間部最終音でも、それが解る。

ピリスと同じく、あそこを「ピアニッシモ」で弾く。

が、再現されるあの美しいテーマが弱い。

更にコーダ近くに曲芸紛いの弾き方をしてしまう。残念。

「あの素晴らしいハイドン44番/49番」

「K.595の…」「ショパン:ノクターン20番」

これだけでバレンボイムという人が解る。

音楽が解る人なら解る。

ワグナーなど振ってはいけません。


これは論理ではない。モーツァルトのみ、その音楽のみに心の同質感を持つ者の感性である。