人それぞれ、好みの問題、といった発言に始まり、
真実は意識の中にしか存在しない、といった発言が続いた。

人間の発見や発明を冒涜しており、
人間に依存しない自然現象の解明、すなわちサイエンスを否定している。
自然現象を観察・考察し、答えを導き出す活動は尊ばれるべきであって、
自己を自己と認識すること、アイデンティティーの問題と関連している。

この社会には主観が溢れ過ぎている。
意味の無い精神的な発言が根拠も無く膨れ上がり、制御できない巨大な流れとなる。
まず自然現象をしっかり見ること、すなわち例えば星の動きを見ること、
例えばバッハ・ベートーヴェンをしっかり聞くこと、ここから始まっていく。

何か発言されたからといって、真実を表現しているわけではない。
言語は主観と精神性の塊であって、ベートーヴェンの音楽を表現する上で非常に危険な手段なのである。