もし音楽的な結論なるものがあるなら、
第九ではなく、ハンクラに決まってるのである。

フーガを独立として考えた場合、確かにベートーヴェンは
それほど技量があったわけではない。
フーガをそれまでの中期古典ベートーヴェンの楽曲と
連立されることで得られる音楽性の発見と構築が後期であって
バッハのような完成度は必要ない。
後期の音楽性が最も強く出るように書かれている。
単に楽曲・和性を破壊して終わっただけの現代音楽とは意味が全く違う。
中期の発展系が後期。中期が理解できて初めて後期が分かるものである。