東京のガラコン初日。
結果から言うと、アヴデーエヴァの圧勝。
コンクール当時は紙一重の差だったかもしれないが、優勝者の貫禄が違う。
先入観ではなく。

トリフォノフ(コンチェルト一番) - 弱音が美しいのと指が非常に良く回るが、弱奏時に音楽の流れが止まる。
また、変な溜めがあって、センスが今一つ。何もせずに弱音で走っている三楽章の一部のみ良かった。
デュモン(スケルツォ3番他) - 確かにプロの演奏。フランス仕込みの真珠のような音粒と、素直で立体的な音楽。
ヴンダー(幻ポロ) - リズムがポロネーズとして変だし、中身のない薄っぺらな演奏。アンコールのヴォロドスの方が、まだ中身がなくても聴かせるので良かったが、選曲としてどうか。
ゲニューシャス(ポロネーズ5番他)- 巧い。音も深みがあって、ヴンダーの空っぽの演奏聴いた後だと、深みを感じる。
アヴデーエヴァ(コンチェルト1番 - 曲の違いがあるので、ソロと比較するのは無理だが、トリフォノフとは格が違う。生の方が断然素晴らしい。オケとの一体感、構成力、和声、音色の変化、どれも一級品。