【和声法】クラシックの音楽理論11【対位法】
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0894名無しの笛の踊り
2011/06/30(木) 19:05:48.99ID:Q9ogGQK5ttp://imslp.info/files/imglnks/usimg/a/a5/IMSLP86857-PMLP153042-Bach_-_Pr__ludium_und_Fuge_Es-dur_-_BWV_552_Cochin.pdf
プレリュードの69小節目、上から3番目の声部のFですが、2拍目でEsに進行しているんでしょうか。
そうだとすると、ここでc-Mollの属7和音の根音の3度下行(バス)と第7音の2度下行による
並達8度が形成されていて禁則に反しているように見えます。
それとも、バスのGは装飾音と見なすべきなのでしょうか。
その場合、この小節は一転の属7和音から一転の主和音へ直接進行していることになりますが、
バッハの曲ではそのような進行が見られるようなので、そうなのかな、と首をひねっています。
芸大式だと、バスがGのところはテノール(?)に導音が現れており導音の重複は許されないので、
第一転回形から基本位置に低音位変換しているということになろうかと思います。
芸大和声では限定進行音の重複の禁止が公理とされていますが、
これは連続8度禁止の公理から導かれるので、本来公理とすべきではないと思います。
何が言いたいかというと、バスの導音が(装飾後に)Esに進行していると考えれば
低音位変換が起こっていると考える必要はないのかなと思ったわけです。
他に考えられるのは、Fの声部が2拍目では休符になっているという可能性です。
そうだとすると、このEsはレッシドッレの声部からつながり、その下のCはソラッシの声部からつながり、
するとさらにその下のGの声部が突然増えたことになってしまい、いまいち納得できません。
ちなみにここと同様の部分がB-Durで出てくる時(15小節目)は、属7和音の第7音の
ソプラノのEsが2拍目で休符をはさんでドレッミと進んでおり、直接Dに進行してバスと
並達8度を形成するのを避けているように見えます。
もしかしてB-Durの所では外声間になるのに対しc-Mollのところは片方が内声なので
黙殺したかまたはバッハがうっかりしたということもありえるのでしょうか。
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