>>54
もうちょっと詳しくみると、ギターにしてもピアノにしてもある意味、
クラシック畑を隔離してレイトの侵入を防いでる、とも見えるんだよね。

ギターで言えばエレキギターの登場が大きいよね。
ピアノでは電子ピアノやエレクトーン、シンセサイザーの登場がある。
いずれもポピュラーからジャズ、ロックと適用範囲を広げていった。

そして数多ある大人を対象にした独習書や教室の存在。
ギター・ピアノのレイトの大部分はクラシック以外の分野で吸収され、
クラシックを志向するレイトも、その多くは大人用の独習書や教室に吸収される。
こうしてクラシック畑で生きる少数のアーリーと、多数を占めるレイトの
住み分けが成されているかのように見えるんだよね。

ギター・ピアノの世界にはアーリー・レイトという用語自体が存在しないけど、
自然と住み分けが成されているから衝突が無く、用語の必要が無いんだと思う。

バイオリンの世界ではレイトがアーリーの畑を侵食していってるように見える。
それは一つにはバイオリンの適用範囲の狭さがあるんだろう。
エレキバイオリンには適用範囲を拡大する可能性があると思う。
もう一つは大人を対象にした独習書や教室が無いこと。
このため価値観の違うレイトとアーリーが同じ世界でいがみ合うことになる。

このまま少子高齢化が進みアーリーが減ってレイトが増えれば、
レイトの価値観がアーリーの価値観を駆逐していくことになると思う。
これはアーリー・レイトのどちらにとっても不幸なことだろな。

「大人のためのジャズバイオリンの独習メソッド」みたいな教本が売れる世界、
「大人のためのクラシックバイオリン教室」がどの町にも当たり前にある世界、
そんな世界になればアーリー・レイトなんて言葉も死語になるんだろうけど。