村治佳織の演奏には気が満ち満ちている。
ときめきがある華やかだ。村治の体臭が香ってくる。
翻って、弟は全くダメだ。
自分のスタイルを探すため、セゴビアやイエペスなどの巨匠を真似たり、果ては姉を真似たりと右往左往してきたであろうことは想像に難くない。しかし、いまだに自分のスタイルを確立できないでいる。
音符をなぞるだけの演奏、無機質な音。
大化けはしないだろうな。
ま、作曲の才能があるみたいだからそちらにすすんだらいいんじゃないかな。