「美しき青きドナウ」に牧歌的なものを求める日本の勘違いした人たちには、
メストの演奏はかなり良く聴こえるのかもしれんね。
万葉の時代の貴族や皇族が、自然を詠んでも歌(万葉集)の背後には洗練された宮廷とか
都会性があるのと同様、「美しき青きドナウ」はのどかなドナウ川の流れを
模写した音楽ではなく、究極の宮廷生活とか都会性の音楽だろう。

プレートルにしろ、クラウスにしろ、若い頃、さんざん女を泣かせてきた
みたいな感じが確実に芸の肥やしになっている。
メストの音楽に多少の才気は感じられるが、音楽も見た目も「田舎のとっつあん坊や」
みたいな感じなんだよな、メストは。(笑)