同じ上手くないにしても、アーリーと社会人レイトは違う。
アーリーは先生は絶対的存在というもとでやってきたから、比較的おとなしいけど、
レイトはそういう力関係に組み込まれてきていないから、自分の分際をわきまえない。
アーリーは実力主義に従いやすいけど、社会人レイトは人間関係にものを言わせやすい。
例えば、3人のレイトに1人のアーリーがいて、その4人中アーリーが一番上手くても、
多数決のようにレイトのボスが仕切って、4人のトップの立場になりたがる。
そういう4人で例えばヴィヴァルディの4台のヴァイオリンのための協奏曲を弾くとなると、
1stはレイトのボスが意地でもとりたがり、意外にもアーリーは「どれを弾いても同じだから」と4thにおさまっていたりする。