昨日のプレヴィンの室内楽行きました。
とても良い演奏だったと思います。

最近の若手ピアニストにありがちな「自分が主役」的な演奏ではなくて、
全体的に弦楽器に合わせた音色と音量で演奏していました。
しかも、その場面に合わせて音色や音量を不自然でない程に変えていて、
特に4人全員でTuttiの場合、ピアノの音が突き抜けることが皆無で、
この辺りが他のピアニストと違うなぁと思いました。
そもそも、モーツァルトの時代のピアノはあまり大きな音は出ませんし。

又、去年のオールモーツァルトプロ(10月B定期)でもそうでしたが、
とても暖かい解釈で、こういう解釈のモーツァルトは近年なかなか聴けないと思います。

ただ、指の負傷ということもあり調子が良くなかったのか、
前半の第1番は少しテンポが曖昧になっていたのと、
早く指を動かす部分でたまに転んでしまったのと、
右手の中指か薬指の先のほうに何かはめていて、たまにカツカツと音がして気になったのが残念。
多分指の負傷となにか関係があるのかも。

弦楽器の方々もプレヴィンの解釈を非常によく汲み取り、
プレヴィン同様、音色と音量を適宜変えて、
4人で一体となって1つの方向に向かって音楽をつくっていました。