対位法は習熟するのに時間がかかるからね。
ベートーヴェンは若い頃からクォリティの高い作品を書いているが、晩年にみられるような見事なフーガを
若い頃から書けた訳ではない。
ワーグナーやブルックナーも対位法に習熟したのは結構遅い。
ロマン派の作曲家で二十代の若い頃からフーガや対旋律の書法が上手かったのはメンデルスゾーンくらいかもしれない。

シューベルトは亡くなる年に対位法の大家として有名なゼヒターに教わり始めたから、もし命永らえば
その数年後には作品にその成果を表したんじゃないかな。