>>116
<悪魔のうめき声のようなヴィオラとチェロのトレモロ>
トレモロと32分音符の境目のような刻み(奏者は正確に32分音符で演奏
するが聴衆はトレモロと感ずる)の不穏さと付点音符のメロディーとの対比
は素晴らしいですね。きめ細かくて先鋭だが柔らかいタッチが木版画を想起
させるのかもしれませんね。

<「死と乙女」は暗すぎて苦手>
その暗さが、分かりやすくて一般受けしやすいから人気の差になって表れて
いるのでしょうね。(標題のあるなしだけでなく)
ベートーヴェン的を狙った《死と乙女》より、もっと純粋にシューベルト的な
たゆたいがあるこの《ト長調》は聴きどころ満載です。
永く楽しんでください。