今日演奏されているバッハやモーツァルトの作品が、実はその当時とかなり異なったスタイルで演奏されていることをご存じでしょうか。
西洋音楽には綿密な楽譜があり、それを分析すれば作曲者の思想は想像できます。
ところが演奏されるテンポや基本となる音の高さは生活様式に伴って大幅に変化してきたのです。
速くなった生活のリズムに合わせてテンポは速くなり、音程も高くなってより積極的な感情表現がなされるようになりました。
当時の演奏スタイルを再現してみるとまるで別の曲のようにのんびりとしたものであったことがわかります。
しかし楽曲の基本的な思想は環境に影響されることなく伝えられ、演奏のスタイルのみが時代にマッチしてきたわけです。
http://www.ryukakusan.co.jp/kigyou/aisatsu.html