ブルックナーに小賢しい哲学なんてあるわけがない
ただただ感性により作られた偉大な音楽だ。
唐突だがルドルフ・シュタイナーがブルックナーに触れているので抜粋下記

人類は進化により霊的世界から物質世界へと歩を進めてきました。
その過程において、ピアノは必要な楽器であった。しかし、いつまでも
そこに留まることなく、ピアノを超えた音楽表現に至らなければならない、
というわけです。それをシュタイナーはブルックナーを例にしてこう結びます
────「音楽を体験しようとするなら、ピアノの印象から脱しなければ
なりません。『ブルックナーのように、まったく音楽のなかに生きている人が
ピアノを演奏すると、大きな印象をうける』と、いわねばなりません。
ブルックナーが演奏すると、ピアノが部屋から消え去るのです。
聴衆は、ほかの楽器を聴いているように思います。聴衆はピアノを
忘れるのです。それは、ブルックナーの中に、本能的な方法ではあっても、
あらゆる音楽の基盤となる霊的なものがまだ生きていることの証拠です」