5日、大学で定期試験の監督をした後、新宿の住友ビルの料理店で、指揮者の金聖響さんをはじめとする数人と会食。
皆さん素晴らしい方たちで、とても充実し、楽しい時間を過ごすことができた。
ただし、仕事がらみだったので、ほかの方の名前はここでは伏せておく。

金聖響さんは好きな指揮者の一人だ。
もっといえば、若手の指揮者の中では、大野さんや下野さんとともに大注目をしているひとりだ。
実演は一度聴いただけだが、CDは、オーケストラ・アンサンブル金沢を指揮したベートーヴェンの第5と第7、とブラームスの交響曲の全集を持っている。
そして、いずれも見事な演奏だと思った。と
りわけ、どの曲もフィナーレの燃焼がすばらしい。
私が金さんのファンであることを知っていた知人が、機会を捉えて、ひきあわせてくれたのだった。
私の金聖響さんに対するイメージは見事に裏切られた! 
テレビや演奏中の態度から、生真面目でのめりこむタイプの人かと思っていた。
が、親しくしている友人がおられたこともあって、関西弁で過激な裏話を繰り出し、周囲を笑いに巻き込む関西のオモロイお兄さんだった! 
が、音楽に対する真摯で強烈な思いが言葉の端々に飛び出す。

驚くような裏話をいくつも聞いた。
指揮の「企業秘密」も聞いた。
「へえ、実は指揮者ってそんなことをする人だったんだ!」と、改めて驚くことがあった。
が、まさかそれをここに書くわけにはいかない。

改めて金聖響ファンになった! 
ただ、聖響さんはマーラーが大好きらしく、名曲の代名詞として「マーラーの9番」というたびたび言葉が出てくる。
マーラーが大嫌いな私としては、その度に、その言葉を「ブルックナーの8番」と頭の中で変換しながら、話を聞いていた。
もちろん、私がマーラー嫌いなこともはっきり言った。
「だったら、マーラーの演奏会ごとに招待して、一年後には、マーラー好きにしてあげよう」と聖響さんと口にされたが・・・