マイナー交響曲鑑賞記
・エック:小交響曲(70点)
ドイツ民謡色の強い感じの曲をイメージしていたが
予想より遥かに前衛的な内容で延々とリフが展開される第4楽章は
戦慄をも感じる。
・ランゴー:交響曲第13番「不信心」(72点)
単一楽章且つ冒頭の主題が繰り返し出てくる殆ど交響詩の趣だが
Rシュトラウスの影響を感じさせる後期ロマン派色濃厚な出来で聴き易い。
・ランゴー:交響曲第16番「太陽の氾濫」(70点)
冒頭から豪華絢爛たる響きには惹きこまれる一方で正直かなり高カロリーな感もあり
なかなか聴き疲れる。その中で比較的静謐な第4楽章が聴き所かも。
・レントヘン:交響曲第3番(57点)
ブラームスの影響が強いロマン派色溢れる作品だが
洗練度がやや乏しい(と言うか何だか無理してる様にも思える)感がある。
但し怒涛の盛り上がりを見せる第4楽章はトゥビン辺りには及ばないものの
なかなか燃える。
・ホルンボー:交響曲第6番(81点)
第1楽章の導入部はかなり作風が変わった印象を受けたが7分辺りのアレグロからは
何時ものホルンボー節炸裂な作品で、第2楽章7分以降の大河ドラマ的アレグロが
聴き所。
・ホルンボー:交響曲第7番(80点)
単一楽章にして3つの間奏曲が各箇所を繋ぐ(特に清涼感溢れるコーダで活かされている)
ユニークな構成になっているが、第1部や第3部では例の如くホルンボー節炸裂で
やはりその第3部が格好良い。
・パヌフニク:交響曲第3番「シンフォニア・サクラ」(93点)
単一楽章制でトランペットのファンファーレから始まり深遠なラルゴに
打楽器&ブラス炸裂の激烈なアレグロと目まぐるしく変わっていく展開に惹かれるが
やはり最大の聴き所は荘厳な賛歌を奏でる第4部だろう。
・ワインガルトナー:交響曲第2番(73点)
第1楽章で顕著な様に展開のクドさが目立つが全般にはロマン派色濃厚で概ね聴き易い作品。
ドライブ感溢れるワルツ楽章である第2楽章(単体で演奏されても遜色ないかも)が良好。