川崎で聴いた限りだと、じっくり丁寧にマーラーの旋律を美しく聴かせようという感じの
「巨人」だったな。まあ、ことマーラーのシンフォニーの場合は、多少雑でも荒っぽく激しいのを
好む御仁も多いだろうから好き嫌いは分かれるだろうが、さんざん聴きなれてるこの曲で、特に
一楽章なんかは改めて美しいと感じたよ。まあ、4楽章の最後の最後でスピードアップしたのが
個人的には好みじゃないのでそこは残念だった(マーラーに限らず、飯森に限らず、長大な曲の
ラスト1分あたりで速くなるのは興ざめ)。