今日は、上野で感じた管の練習不測によるミスが、ことごとく改善されていた上
にソリストも、落ち着いて彼女のベストの歌唱をきかせたし(そりゃ昔聞いた、シュトッツマンは
こえられないけど)なんといっても、オルガン!!ミューザの備え付けのオルガン
の威力は、身震いするほど。上野だと、エレクトーンのおおきなやつで低音に限界
があるが、今日の低周波は腹にきましたね。すごい完成度と共感に溢れるいい演奏Dした。

ただ、上野のミスを修正しようとしたのか、ホールの巨大さのせいか、上野にあった
熱気が少しクールに感じた。(いや演奏としての水準は凄いのだけど)
明日は。もっとインバルらしい熱気むんむんの場外ホームランをかっとばしてくれ。
【期待しすぎか。】合唱団は、出だしをもう少し丁寧に練習してくれ。

プロの歌手の集まりでも、合唱としてどう響かせるかは経験が少ないはずだ。
今日は合唱に近いところで聞いていたが、最初の「蘇るだろう」でぱらぱらフライング
しているひとがいるし、最初のピアニシモでのテノール、バリトンが声を小さくするだけで
きちんとしたメロディをうたっているようには聞こえない。

通常では、十分お金が取れる水準の合唱だが、都響が繰り広げている音楽の純度
マーラーへの思いが強ければ強いほど、合唱団の十分練られていないところが際立つ。

とはいえ、今日は素晴らしい復活だった。21世紀に東京で演奏された全ての
「復活」のなかで、飛びぬけて最高の演奏ではないか?
(すくなくともメルクルとは雲泥の差)