物凄い勢いで誰かがお薦めの演奏者を答えるスレ 46
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0164名無しの笛の踊り
2010/04/03(土) 13:04:25ID:ZOodRRfT【60年代の演奏】
後年に比べて、BPOがカラヤン色に染まりきっておらず、
それがベートーヴェン演奏には、かえってプラスに働いている。
具体的には、70年代に比べて、オケに重心の低い腰の重い表現が残っている。
またカラヤンの特徴であるレガートやテヌート、極端な強弱やテンポの対比も
まだ比較的目立たず、後年に比べて健康的な解釈といえる。
(お勧め演奏→)交響曲第3番「英雄」
【70年代の演奏】
60年代に比べて、カラヤン色(極端なテンポの対比・強烈なテヌート&レガート)が増え、
癖の強い表現と感じられる。特に弱いだけのピアニシモの表現が、いささか内容空疎に感じられる場合もある。
(その特徴が良く出た演奏→)運命の第1楽章。第7番の第4楽章。両方ともいわゆる爆演に近く、
オケの威力を楽しむという点では良いが、カラヤン特有の癖の強い表現が目立ち、個人的には好まない。
【80年代の演奏】
基本的には、70年代と同じだが、あれほどの癖の強さは感じさせない。
細部にオケを纏めきれないまま録音に臨んだような箇所があり、カラヤンの衰えも感じさせる。
具体的には、以前の録音に比べて細部のメリハリがきちんと付かず、流したような演奏になっている。
ただ、その分、70年代に比べ、やや自然な解釈が戻り、それが英雄等ではプラスに働いている。
(お勧め演奏→)交響曲第3番「英雄」(60年代の演奏に次ぐ名演)
結論として、カラヤン/BPOを初めて聴くなら60年代の演奏がお勧めです。
その後、70年代・80年代を聴けば良いと思います。
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