俺が思うに、ムターは知らない人に対して警戒心が強くて、意外にビビリなのでは?
それで不遜とか、人を見下しているとか受け取られるのでは?


昨日のサントリーは刺激的だった。
まず、最初のバッハの協奏曲では、指揮するムターが見られた。
演奏の方は、バロック弓を使った効果が出て、引き締まった、バッハらしい音が出ていた。

2曲目のベートーベン交響曲7番は、期待以上。
指揮者のマイケル・フランシスは、ムターの言うように、確かにデキる子でした。
第4楽章のテンポが速い、速い。笑ってしまった。

グバイドゥリーナは、最後の1分を除いて、ずっと叫び続けているような曲。
演奏する方も聴く方も大変だぁ。
自分の近くに座っていた小学生の女の子は、この現代音楽をどう感じたんだろうか。
ところで、ムターが譜面台を見ながら演奏しているのを、初めて見た気がする。

終演後、またサイン会があって、その時ムターに下手糞な英語で、
「いつかバッハのバイオリン・ソナタを録音してくれることを期待しています。」
と言ったら、通じたみたいで、
"I'm working on it."(取り組んでるわよ。)と、ニッコリ笑って答えてくれた。