本当に久しぶりに楽器に触ったら、ちょっと興が乗ってきて、ふと
ミシミシを弾き出した。
譜面はなかったけれど、ちゃんと指が覚えてて、最後まで弾けた。。。

やっぱり小さい時に根を詰めてレッスンしてた曲って、いつまで
経っても指が覚えているものですね。。。

父が上海支店長に左遷(今とは時代が違います)されて、家族みんなで
上海について行った。
私は日本でヴァイオリン続けたかったのに。。
上海でヴァイオリンの先生探した。父も母もつてを頼って八方手を
尽くしてくれたけれど、当時の中国では本格的にレッスンできる先生
なんかいるはずもなく、また仮にいたとしても外国人に個人的に
レッスンしてくれるわけもなく。。。

独りでずっと練習は続けてた。 一日たりとも休むことなく。
でも、父がやっと東京に呼び戻されて私も帰って来れた時、喜び勇んで
飛んで行った昔の先生(有名な先生です)に、
「この間のブランクはあまりにも大き過ぎます。右手左手、すべてが
おかしくなっている。一からやり直すだけの時間も、もうないでしょう。」
と冷たく突き放された。。。

その日以来、楽器を手に持ったことはなかったのだけれど。。。