コラールのタイトル「汝の御座の前に われはいま進み出で」にそのまま従えば、
おそらく最高声部であるソプラノの白の全音符3つは、天上にいる三位一体(タイで連結)
の全能神を象徴しており、そこにバッハは向かう・・・という意味が込められていると思われる
(アルト声部はゆっくりと上昇している=普通なら1小節目はソプラノから導入さそうだが、
 わざわざ3声部目のアルトから開始している)

つまり42小節で確かにバッハは逝去するものの、残り「3」小節においては神の御元に
進み出で永遠に生きる・・・そういう願いが込めてられているのではなかろうか?
この妄想が正しければ、65歳を迎えたものの死期が近いのを確実に認識しており、
そしてこれが最期の曲というのも本当なのだろうなという気がする・・・

ちなみにバッハ事典では、「成立1750年3月以降、定旋律の第1行はBACHの数14、
全行はJS.BACHの41の音符で書かれている」となっていた
http://vc-okok.up.d.seesaa.net/vc-okok/image/bach-vor-deinen-thron-01.jpg?d=a1
以上からすればこの曲成立は、65歳を迎えた後の二回目の手術の翌日〜激しい発作に
見舞われたと言われているその前日(4/9〜7/17)、この約三ヵ月の間と推定される
他にも発見(妄想)はあるかもしれないけど、とりあえずこんなところにしておきます