まだ高校生の頃、オペラに夢中だったわたしは、モーツァルトの後宮からの誘拐やドンジョバンニを買いあさっていました。
そのなかにふと、これまでとは毛色のちがう盤を見つけました。
オペラはコシファントウッテ、演奏はドロットニングホルム宮廷管弦楽団。
ライナーノートをみると、「この楽団は18世紀当時の楽器を用い、現代のオーケストラとは一味違う、原典に忠実な演奏をしている、その意味で、本盤は特別なのです」とありました。
高校生の小生意気なクソガキだった私は、「フーン」と言っていましたが、今こうして古楽器を愛するようになった自分をみると、なにやら感慨深いものがあります。