>>30
私も素人ですが大変興味があって、この時代の音楽をたくさんの聴いて
バロックと前古典の境界を見つけようとしました。

1699年に生まれたハッセが1731年に上演したクレオフィーデは、
もう前古典の特徴をしっかり備えていると思います。
ヴィヴァルディのオペラに流用されたハッセやジャコメッリのアリアは
明らかにヴィヴァルディと異なる音楽です。
1698年に生まれたジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニの
シンフォニアもそうです。
1695年以降に生まれてイタリアで修行した音楽家が1730年頃以降に
創作した曲は概ね前古典と分類して差し支えないと考えています。

自分なりに到達した結論は、

バロックは
通模倣方式以来の「声部」が(形骸化しつつも)存在し基本となっている。
声部は楽器に関係無い。例えばヴァイオリン、オーボエはソプラノ。
教会旋法・中全音律の限界に制約された和声。異名同音が出現しない。
(同じ鍵盤で弾かれてもGesとFisはしっかり書き分けられる)
曲中にフリギア終止の進行の後4度上がって短調に転調するパターン。
声部の旋律の動きに制約されて和声が変化するため
小節内で頻繁にコードが変化する。

前古典は
「声部」が楽器単位。
VI♭7→Vの進行。例えばA♭maj7→Gmajの進行であれば、
Gesが異名同音であるFisと扱われる。
同じコードが持続する時間が長い。
ソナタ形式?ここは説明不能。