>>473-474
オイルショック後、日本ビクターのLP盤質が急激に悪化した件について。
内部事情は不明だが、いわゆる「メッキ不良ノイズ」が激増した。盤面が
部分的に荒れる現象で、一周ごとに「ザッザッ」というノイズが入り、聴いて
いられない。いかにLPは針音が宿命とは言えこのノイズは明らかに製造不良
の部類に入る。不良発生率は30-40%にも達し、73年ごろから数年続いたため、
ビクターのLPを買うたびに警戒したものだ。だが、スタンパーの不良に原因が
あるため不良盤を交換しても改善せず泣き寝入りしたこともある。たまりかねて
ビクターに直接クレームを出したこともある。そのときは「ソ連盤ですらビク
ターよりマシなので今後はソ連盤を買う」と直言したよ。
その後、メロディヤ・ビクターにレーベル名が変わった頃からはっきり盤質が
改善した。タコのコンドラシン全集後期録音の第1,2,3,7,10,12,14,15が出た頃だ。
このときの盤質は西ドイツ製に匹敵する最高レベルになったことは努力を評価
してもいい。ただし、コンドラシンのタコ前期録音はマスターテープの劣化の
せいか、音質は劣化していた。今に至るもコンドラシンのタコ前期録音の音質
は米国製メロディヤ/エンジェルが最高だと思っている。8,11の迫力はこれで
聴くのが最高だし、マスターテープの音質劣化が問題視される4ですら当時は
新鮮な音であった(ただし4は日米とも第2楽章途中でブチ切れて盤面裏返しと
なるので、ブチ切れてないソ連盤2枚組を聞くことが多かった)。
また9&「ステパンラージン」は70年代前半だったので新世界はいい音していた。
今でもこの曲はこれで聴いている。長文ごめん。