バーンスタインの「伝説の真相」(『グレン・グールド変奏曲』木村博江訳所載)だな
ちょっと引用してみる。

「やっとのことで彼が帽子を取ると、いつ洗ったかわからないぐしゃぐしゃに
もつれた汗くさい髪が現れた。あまりに不衛生で見ていられなかった。フェリシアは
あっという間に、「飲み物はいかが」と声もかけもせず、彼をバス・ルームに
連れて行くとその髪を洗ってカットした。浴室から出てきた彼は天使のようだった。
あのとき清潔な素晴らしい金髪でバス・ルームから現れたグレン・グールドほど
美しいものを見たことはない。」(同書P20から)