>>102
遅レスですが文献紹介ありがとう。図書館に諸井氏の本はあったので
借りて来ましたが変奏曲間の間の休止時間についての詳説が主で、カノン以外の
第4、10、22変奏でなぜ前半を繰り返したかの明確な記述はなかったです。

私なりに第10はフゲッタ、第22も対位法的書法、第4は曲調のノリで繰り返しても
不自然でないなぁ、ということで自己完結しようと思います。

ところで同書によると81年版ゴールドベルクはクラにしては当時
「空前絶後」の
売れ行きだったそうですね。昨年のNHK放送の後、尼で人気急上昇したように。

あと印象に残った部分を引用します。

 コンサートを見限ったグールドへの共感は根強く、広く、一般の音楽好きな人々に
 定着しているのだ。「グールドの一枚に支払う2800円に見合う演奏会が一体何処で
 聴けるのですか?」と真剣な面持ちで私に尋ねた人がいた。これに返す言葉を、
 今もって思いつかないのだ。