その重要度というのが曖昧で、
バッハは敬虔なプロテスタント信者であっても、
三十年戦争でとっくにキリスト教は個々の問題になっていた。
教会が絶大なる権力を保持していた時代ではなかった。
要するに解釈は各々が行なえばいいのであって、
重要度などという曖昧摸湖な言語では現わしえないんだよ。
メンデルスゾーンが復活させるころにはカントが『純粋理性批判』を、
ヘーゲルが『精神現象学』を著していたのだから。
それを踏まえた上でリヒターの解釈があるのだ。