【バッハ】 カール・リヒター part5
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0669名無しの笛の踊り
2009/10/04(日) 06:18:28ID:ciAJs+vhなのが音楽劇。
これは、実際には音楽に感動してるわけではない。
ストーリーから得られる心的反応を増幅させるために音楽はある。
そのためには、音楽の解釈ではなく、ストーリーの解釈が重要。「作者の意図」が決定的に重要。
オペラなどの場合、声は台詞であって、その登場人物のキャラや背景理解が必須となる。
そのキャラを音で表現するのが目的であり、器楽的要素はない。
ただ、この種の芸術は、テキストの本質を曲げる可能性がある。
作者の意図を捻じ曲げる可能性があるため、音楽を使った表現は好ましいとは言えない。
テキストのみの文学が王道のはず。
音楽 → 心的反応
バッハの宗教曲の本質はコレ。
フーガなど多声和声の完成により、後に続く音楽、
特にベートーヴェンや他のジャンルの音楽に決定的な影響を与えた。
そこでの人声は、具体的テキストの内容を表現してるわけではない。
人の声は、最も優れた楽器として使われた。
当然、ミサ曲もマタイも一つの楽曲であり、音楽の解釈は「作者の意図」
ではなく、楽曲の内容で判断されるべき。
マタイの音楽がプロテスタント、ミサ曲がカソリックを表現してるわけではない。
文献を調べて演奏法を決めるのではなく、音楽全体を見て決める。
リヒターの場合おそらくそうやったから、一貫した音楽が可能となった。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています