認識とか鑑賞とか言わず知覚、過程とか様式とか言わず力学としたところ、
さすがはラファさんならではと思いました。

が、このスレにたくさんいる、辞書やネットに書かれたことしか思いが及ばず、
また、外界と認識が1対1対応の単細胞生物脳のしと達には何考えているか
全然さっぱり皆目見当もつかなかったようですね。

クラに関して難しいことは分かりませんが、簡単に言えばこういうことかと。

音楽作品を鑑賞することは一般に知覚てはなく、認識あるいはもっと高次の
ものと思われているかもしれないが、実は、思わず感じ入ってしまうという
点で、知覚である。
さて、知覚とすれば、一次的な感覚であり受動的なもの、他の要素が入り込む
余地はないように思われるかもしれないが、誰でもが等しく感知するもので
ない以上、感受者の生得的および後天的あるいは一時的な事情が作用していると
考えざるを得ない。
即ち、個人内のさまざまな肉体的、脳内的状況の兼ね合い、バランス、競合の
結果により知覚の仕方が変わってくる。
従って、それら相互作用の力学的な考察が必要である。

さて、この知覚に関して力学(知覚力学)を考えるには、その元となる神経学的
基準が必要となって来る。この基準こそが美的概念の元である。

どんなに哲学的、音楽的、美学的考察と言っても、つまるところ、この
『音楽作品に対する知覚力学』、『美的概念の元となる神経学的基準』を
考察することが究極の目標となる。