モーツァルトのオペラ KV6
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0322名無しの笛の踊り
2010/05/27(木) 13:39:29ID:KYeJIbg/省略されていること、を指していると取っていいですか?
もしそうなら、これはモーツァルト自身がプラハ初演の翌年にウィーンで再演した際、
最後の六重唱をカットしたともいわれているからです。ダ・ポンテが改定した台本の
上ではカットされているそうです。ただ、このことに関することは「〜らしい」
「〜という説」という記述になっていることが多くまた、ウィーンでの上演が1回だけだった
とは考えにくいので、そのすべての回で実際にカットしたのかなどについてははっきりとした
資料は残っていないと認識しています。
個人的には、ウィーンの聴衆の反応を見ながら、ある日の上演ではカットせずそのまま上演し、
別の日にはカットしてみる、という具合に試行錯誤をしたというのが実態だったのではないか
と想像しています。
ちなみに、DVDやCDの多くでは、プラハ版(最後の六重唱を含む)に加えて以下の2曲を追加した
折衷版が一般的です。
・ウィーン版で使われた第1幕のドン・オッターヴィオのアリア(第10曲a=K.540a)
・同じくウィーン版の第2幕ドンナ・エルヴィーラのレチタティーヴォ付きアリア(第21曲b=K.540c)
例外的なのがマルゴワール盤で、これは折衷型でありながら最後の六重唱をカットしています。
折衷版ではなくプラハ版またはウィーン版の録音が増えてきたのは最近だと思います。私が知っている範囲では、
プラハ版での主な録音:クイケン、エストマン、ノリントン、ド・ビリー、マッケラス
DVDウィーン版での主な録音:ガーディナー、ヤーコプス
付録として反対側の版のパートも収録されているものもあります。所有しているものの中では、
ド・ビリー盤はアリアだけでなくレチタティーヴォも完全に付録として加えられているので、
iTunesなどでトラックを入れ替えることでプラハ版、ウィーン版、折衷版、のいずれでも完全な形で聴けます。
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