続きです。
いちばん感じたのは、音楽がどこまでも有機的で、弾力的だということ。
物理的な音量とか、物理的なリズムで盛り上げるのではなく、どんな時も歌っていて、有機的で、深い意味がある。
プロコの最後とか、タコの最後も、硬いリズムを強調し、巨大な音量を出せば、むちゃくちゃ盛り上がるはず。
ただ、そのクライマックスでも、いつもスイング感、リズムの弾力性を残していますね。
手で指揮をするのではなく、指揮の始動点が膝あたりのスイング感にありますね、この人。
私は、クライマックスとかでは、ひたすら物理的、非人間的な冷酷な盛り上がりも嫌いじゃないんですが、
しかしあんなに最後の最後まで弾力性のある音楽が持続したことに、こういうのありか〜、と驚かされました。
素晴らしい指揮者です。
ほんとに首席客演指揮者とかになってもらいたいですね。