今シーズン、トルコヴィッチのハイドンプロに匹敵するかそれを凌駕する凄い演奏会と感じました。
誰かが書いていたように、カエターニ爺さん、ただものじゃないよ。
ウィンザーーの陽気な女房達が、こんな名曲に聞こえるなんて。ブラシをかけて磨いたどころか
錬金術師だ。協奏曲2曲も、ウィンザーも30年クラオタやってて、人生最高の演奏に出会った。
そしてダルベルトのアンコール。シュトラウス繋がりで、4つの最後の歌の3曲目のピアノ版。
あの20小節もあるヴァイオリンソロのところだけ四方さんが「そおっと」寄り添ってソロ。
涙が零れた。ダルベルト本人が弾き終わったあと目頭をそっと押さえたくらい
四方さんのソロはさりげなく美しかった、カエターニ。歌心があって推進力があって
しっかり都響がそのすばらしさに応えて。フランクの中間部の密やかなピアニシモの
楽器間の対話。こんな素晴らしいコンサートはそうはない。
シューマン4番も指揮者とオケの心の絆を感じさせるもの。3日くらいでよく
ここまで仕上げたと感心、流れがよく、どのフレーズも全力で応えて
いた。なかでも広田さんは輝いていた。シューマンの4番でこんなにワクワク。
オケを聞く醍醐味。アンコールのシューベルト3番の緩序楽章・・
ことばにならない幸福感。アンコールでこの水準が達成できる今の都響は
凄い水準にあると思う。毎年でも来て欲しい。

長文スマソ