>>514
タールベルクのピアニズムは、本質的にリストとは全く異なった美学があり
それは華麗さでも和声のいじりでもなく、ベルカントをピアノで模したような
透き通った息の長いピアニッシモで奏でられる、ペダルに頼らないレガートにある
和声的には19世紀初頭までの範疇で、あまりそっちに興味がなかったのだろう
ワイルドのコロコロ鈴を転がしたようなクリアな音は、タールベルクと相性がいい