>>155
ハンガリー狂詩曲2番のピアノ付オケ版のノーカット音源を見つけたので、まずはご報告
ご丁寧にも1分40秒に及ぶ、「皇帝」みたいな音形が特徴的なピアノソロでカデンツァ付
重音奏法、グリッサンド、対位法的に組み合せたポリメロディの展開を経てコーダへ進む
テスト盤なのかプライベート盤なのか、残念ながら音盤情報がイマイチはっきりしないが
フランツ・アンドレ指揮、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団、調性表記は嬰ハ短調
リスト&ドップラー版の一部パートをピアノに置き換えたもので、編曲のクレジットなし
ピアノ協奏曲というよりオケ曲にピアノが付随する形態のためか、ピアノ奏者も記載なし
ハンガリー狂詩曲1番・ヘ短調(原曲の14番)とのセットだが、これもピアノ付オケ版で
元ネタはハンガリー幻想曲ではなくて、オケ版のハンガリー狂詩曲をいじったと思われる
2曲共ピアノの絡みは凡庸で退屈に進行するが、2番のカデンツァだけは才気溢れる快演
ただカデンツァを作曲技法的な視点で眺めると、リストを基準にすれば様式が些か保守的
一方でこの曲を管弦楽曲として捉えると、ロマン溢れる演奏で好事家にはオススメできる
録音年代は明記されてないが、1950年代中頃から後半あたりなのではないかと推察される
ナクソスで復刻CDを作ってくれる可能性は、ひょっとすると全くのゼロではないのかも

参考
L' Orchestre Symphonique de la Radiodiffusion Nationale Belge, Franz Andr
ttp://www.damians78s.co.uk/html/franz_andre.html
ttp://ml.naxos.jp/artist/35472