メンデルスゾーン Mendelssohn★4
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0535名無しの笛の踊り
2010/08/24(火) 10:12:27ID:Bx8/OVB6>ベルクの室内協奏曲
これはあまりに酷い。
「僕らの大好きなロマン派の室内楽」といえば、弦が主体であることは
否定しようがない事実なのに、13管楽器の曲を出しますか。
ベルクをあげるなら、「抒情組曲」が、弦楽四重奏と弦楽合奏版とあることに
着目する方が先では。シェーンベルクの「浄夜」と同じく、室内楽版のあとに
弦楽合奏版を出している。
メンデルスゾーン:弦楽八重奏(3楽章のみ)⇒弦楽合奏版に編曲
チャイコフスキー:弦楽六重奏(フィレンツェ)⇒弦楽合奏版に編曲
シェーンベルク:弦楽六重奏(浄夜)⇒弦楽合奏版に編曲
ベルク:弦楽四重奏(抒情): 2-4楽章⇒弦楽合奏版に編曲
室内楽を弦楽合奏に編曲する嚆矢でもある。
ベートーヴェンの大フーガ(やアイネクライネ)の弦楽合奏版は
自分で編曲しているわけではないことを考えると、
弦楽八重奏はこの点からもエポックメイキングな作品といえる。
また、楽器数が減少していきベルクでは四重奏になることから、
五重奏以上の「弦楽多重奏」の歴史の連続性と変遷を見ることができる。
もうひとつ。
再三主張しているメンデルスゾーンの弦楽八重奏がロマン派室内楽の
パラダイムを作ったという話をしている中で、
シューベルトが大好きなID:E/Sv36xkさんが、なぜその「弦楽五重奏」を
挙げないのか、も興味深い。
なんと、メンデルスゾーンの八重奏は1825年(ベートーヴェンの後期四重奏
では13番,15番などと同じ年で14番,16番より前)であり、
シューベルトの弦楽五重奏は1828年と3年も後なのです。
1826年にはメンデルスゾーンは姉妹作の弦楽五重奏を書いてることを考えると、
いかに、この八重奏が先駆的であるかが分かることでしょう。
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