ベートーヴェンからかな、
特にシンフォニーで、和音を大地に杭を打ち込むように叩きつけていって、
その上に建物を建設していくように曲を組み立てていく、
という手法は、

それに対してメンデルスゾーンはとても軽やか、
重量感、圧迫感を感じさせない。
スコットランドの始まりなんかもスーッとロマンチックに始まり、ムードミュージックのよう、
メランコリックな感じはチャイコフスキーやラフマニノフに受け継がれているのでは?

特に、メンデルスゾーンお得意のスケルツオ、
妖精が舞うように、音が細かく浮遊する。
真夏の夜の夢の序曲の序奏部のような、
この妖精的なスケルツオだけは、誰にも真似ができない
メンデルスゾーンの独断場では?