>>281>メンデルスゾーンのフーガは平均的に「あれ?モーツアルトにしては 新しい感じがするなあ」という雰囲気だと思う

メンデルスゾーンのオルガン曲を聴くと、
(ま、彼にとっては一種の習作だったのかもしれないけどね)
まるでバッハそっくりに作っている、
非常に高い"完全度"で作れていて感心するんです。
これほどの作曲能力の優秀さに出会うと、音大の作曲科の生徒はまず青ざめますね。

でもね、私なんかは、「とは言え面白くはないなぁ」と感じる。
作り物めいた、優等生的な表情を"こさえた"、
プリテンドした印象を抱くのです。

それに対して、JSバッハの作品は正直です、率直です。
あの時代らしい感情が溢れています。
メンデルスゾーンのオルガン曲にはその正直さがない。"手の跡"がない。こんなによく"完成"されているのにね。

油絵好きな私は、この"手の跡"が欲しいんです。個人的な嗜好なのは分かっていますが。