>>212>>213さんのご指摘に同意です。

>>214
循環形式だけを言うならば、メンデルスゾーンが作品13の弦楽四重奏で
既に用いているし、全曲の統一ということでは、やはりスコットランド交響曲が典型です。
単一楽章「ロマン派時代のソナタ形式」の典型はといえば、「夏の夜の夢」序曲と
「フィンガルの洞窟」を挙げたい。前者は、妖精界、王宮、職人の三者を
それぞれの主題として入れながら、ベートーヴェン的な観点でのソナタ形式と
しても申し分ない。後者は、より抽象画的であるが、表題を与えられることによって
完璧に表題から逃れられなくなり、多楽章も想像できなくなるという意味で、
完全な表題音楽であるにもかかわらず、ソナタ形式である。
まあ、ウェーバーやシューベルトから連続的に進化してるともいえて、
突然変異的ではないのだけれども、続く50年のソナタ形式
を決定づけたという意味がある。

>>215
>コアの部分では影響された感じがない
同意。>>212さんの指摘に加えるなら、ピアノではモシェレス、オペラでは
マイアベーアも加えていいと思うが、どちらにせよきわめて独自。
シューマンからメンデルスゾーンの影響を抜いたらシューマンでなくなってしまうが、
ショパンは「誰かを抜いたら彼でなくなる」存在は見当たらない。