メンデルスゾーン Mendelssohn★4
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0171名無しの笛の踊り
2009/12/12(土) 10:58:04ID:DIcdJg+X面白い書き方ですが、シューマンが交響曲を書いた動機は
そんなところじゃないかと思います。
実際、「春」を書いた1841年の段階で、第一番と「讃歌」は
はっきり認識していたようだが、既に初演されていた
「イタリア」と「宗教改革」は知らなかったような文面が
残っています。
実際、交響曲に関してはメンデルスゾーンも苦労していたようで、
「イタリア」「宗教改革」は初演後すぐに出版していません。
しかし、「春」には「宗教改革」のドレスデンアーメンのような
ファンファーレが聞こえるし、ニ短調にしても「宗教改革」を
鈍重にしたような響きである。
「春」はメンデルスゾーンによって初演されているが、
ここから感じ取ったシューマンの熱意を受け止めるかのように、
42年、ついに20年かかって作ってきた「スコットランド」を完成させる。
シューマンが作った交響曲で最良のものは、さらに約10年後に発表した
「ライン」なんだが、細部はさておき、この曲は明らかに「スコットランド」
の国粋主義版。しかし、シューマンがわかってないのは、どうして(ユダヤ系といえど)
ドイツ人たるメンデルスゾーンが「スコットランド」をテーマにした交響曲を
書いたのか。ロマン主義者たるメンデルスゾーンが「スコットランド」を
題材にしたのは、「神の誕生以前」について描きたかったから。
ユダヤの神と、イエスの神が分離してしまう前の、原初的な心象風景を、
彼はケルトの島に求めたのです。メンデルスゾーンのロマン主義者的な
心理葛藤は、神と人との相克にあった。それを描ききっているから、
「スコットランド」は真に「ロマン派的な個性」の表現足りえているわけです。
それに比べたら、「ライン」は浅い、浅い。
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