いや、ハイドンの短調の作品には、
劇的、ドラマチックな感情表現はあるが、
なんというか、じくじくした陰湿さや絶望感、というものがない。
つまり、人生を否定するものがない。
人生賛歌(神への賛歌)と活力に溢れている。

だから、長調でも短調でも、ハイドンの作品は、聴後感が非常に爽やかであり、
愉悦感と共に颯爽感がある。