今日ドンカルロ行ってきたよ。
ガッティって、どこかで聞いた名前だと思っていたらボローニャと来ていた人だね。
印象は、ともかく良く鳴らす・・・ってこと。
オケのポテンシャルを思いっきり引っ張り出している感じだな。
それでいて一本すじがとおった「伝統」を感じさせる。これはネイティブのベルディだね。
これほどオケが鳴ると、歌手のほうは相当に地声が強くないと大変じゃないかな。
今日のドンカルロも少々オケに押され気味だったし。
ドンカルロをやったヴァルガスはよく見かける顔だけど、どこで見たのか思い出せん。
日本でもよく歌っているよね。

フリットリが見たかったのでエリザベッタ役は外れかと思ったけど、これは勘違い。
このカロージという人はすごい。奥深くて繊細な表現に感動した。
最後のカルロとの二重唱はまさしく天国に登りそうな美しさだ。
この前のBS放送を見てチェドリンスもずいぶん出世したなあと感心していたんだけど、
この人はチェドリンスより上じゃないかね。
いずれにせよ劇場として歌手の層が厚いことは確かだ。

今日はエボリもロドリーゴも最高だったし、大満足だよ。
ルネ・パーペがイタオペを歌っているとは知らなかった。
もちろんうまいけど、なんか似合わないね。
ザラストロとかフンディングとか超自然的な存在のイメージがあるから、
今日のように人間くさい役柄はなんとなくしっくりこない。
まあこちら側の先入観かもしれないけど。