志鳥の銭ゲバぶり、カネへの異様な執着心は、キングレコードの担当者から直に聞いた話だ。
そいつの志鳥話は、憎悪と怨念に満ち満ちていたよ。
まだ学術的な素養のある評論家だったら、ある程度は必要悪として認める余地がある。
しかし、志鳥だよ、志鳥。
あの素人爺さんの、それこそ印象批評の典型たる雑文に、そこまでの銭を払う価値が本当にあったのか?
お前、本気でそう思うのか?