>>774
その演奏会のために用意される楽譜を使うという点で、
内藤/東京ニューシティのこれまでのブルックナーシリーズと同様に、
希少(あるいは貴重)な機会になる可能性があると思われ。

ただし、全楽章中で既存の原典版ともっとも異なるであろう「アダージョ2」は2度目の演奏。
(初演はCDで発売済。)
残り3つの楽章の新校訂については、既存の原典版の問題点を川崎氏が洗い直してくれるのだろうけど、
これまでの「新稿」と比べればインパクトに欠ける感がある。
(地味であっても意味のある作業だと思うけど、どれだけ未知の音楽を聴けるのかという期待感において。)

過去数回に渡って「ブルックナー新稿世界初演」を売り文句にしてきたこのオケ…というかこの指揮者が、
(新しいスコアは研究家の努力の産物。もちろん研究家と演奏家は持ちつ持たれつなのも確かだけど。)
今後はブルをどう扱っていくのか、今度の演奏会がその試金石になるのかもしれない。