19世紀から20世紀前半にかけてのドイツ人が
「ブルックナーは völkisch だ」「いやそうではない」
と言い争っていたのを思い出す。

今となっては「völkisch であるとはどういうことか?」など
無意味・無内容な問いかけだ、と誰もが思うようになった。

当時のドイツ人は皆がそれを分かったつもりになっていたから議論になった。
当時のドイツ人にも「そもそも völkisch である」とはどういうことか、
本当に分かっていたわけではなかった。分かったつもりになっていただけ。