トスカニーニは物凄く尊敬しているし、大好きな指揮者の5人には入るけど、
力を込め続けるのではなく、抜いたり入れたり緩急自在な点で、
ムラヴィンスキーは別格。神の領域に近い。
幽玄といっても良いが、西洋芸術で東洋的なこの領域にまで達したのは極僅か。
シューリヒトにはたまにある。チェリビダッケは偽者。
演奏に於ける西洋はムラヴィンスキーを以って、東洋と和合した。
それはある意味ロシアと言う地だったから可能であったのかも。
ブルックナー9番の、第3楽章冒頭を虚心坦懐に聴けば分かる。
さらに、東西を越えた彼岸の音楽と言えるかも。
これは西洋の極、トスカニーニは出来ない。