近年のネット環境に象徴されるようにコミュニケーションツールの普及も無視は出来ない。
むしろ、その功罪はさておき「のだめカンターピレ」によるクラシックへの話題が生じる
などということは、以前では考える事すら出来なかった。

レンタルレコード店が出現するまで、音楽ファン最大の音楽情報源はラジオでしかなく、
その当時数種類もあったFM雑誌がその隆盛を物語っている。
しかしその編集内容におけるクラシック音楽へのページ配分は決して主流とは言い難かった。

少なくとも私の周囲にはベームの来日或いは
バーンスタインの名前すら「ウエストサイド物語」を出すまではチンプンカンプンだつた。
しかし面白い事に、そのような人でもカラヤンの名前だけは知っていた。
勿論演奏を聴いたという意味ではないし、ヘルベルト・フォンすら認識してはいなかった。

少なくとも当時の一般的なクラシックイメージは
学校で教わる堅苦しい音楽という感じがつきまとっていたのは否めないと思う。
勿論それを乗り越えてクラシック音楽に没頭するか否かは
個人の感性の問題であることは今も昔も変わらない。

長文失礼しました。