>>392

日本でのベーム人気の本当の根源は実演が抜群に素晴らしかったからでしょう。
1975年当時に実際に生の実演にを聴いた多くの人々が ベーム&ウィーンフィルの演奏の素晴らしさにビックリし、
打ちのめされるほど感動したというのが事実であろう。

それまでの日本ではカラヤンが唯一無二と言ってもよい位に人気を独占していた。
カラヤンは当時実際に生でよく聴く事のできた世界最高と言われていた指揮者であった。
ベームのヨーロッパでの高い評価と評判はニュース記事やFMに録音テープとしては入ってくるが、
実際のコンサートを生の実演で聴く機会が殆どの日本人には無い状態が続いていた。
ベームは1963年に一度来日した後ずっと来なかったし1963年の来日は殆どがオペラでコンサートは1回だけであった。
それが1975年にウィーンフィルと来日しコンサート指揮者としても名演揃いの素晴らしい演奏を聴かせたので状況が一変した。
ベームの実演を聴いて今まで世界最高と思っていたカラヤンが急に色あせてしまった人は多かった。
実際当時のカラヤンの演奏には感じられない真剣勝負のような演奏をベームは聴かせた(ブラ1、グレート など)。