>>720
ベラスケスが印象派の祖とも言えるということに私も大賛成です。

「偉大なる中庸」という言葉を私はとても価値の高いものとして
使っています。間違っても平凡ということとは無縁です。
残念ながらこの考えは私のオリジナルではなくて、ある本の
受け売りなのですが、たくさんのベラスケスの絵を見て、本当に
そうだと思いました。

「正午、中庸−−ベラスケス
正に、真昼である。
プーサンとエル・グレコの中間に−−マンテーニャとゴヤの中間に−−
ベラスケスがいる。
古典主義とロマン主義の中間に位置する純粋なレアリスム。
幾何学と叙情主義の中間に位置する客観性。
彫刻的・建築的なものへの傾きを持った絵画と、正に音楽もしくは詩に
昇華せんとする絵画の中間に位置する絵画の中の絵画」

ポリーニの平均律にもそういうことが言えるのではないでしょうか?

グールドとリヒテルの中間にいる。
ポリフォニーとホモフォニーが両立している。
構築性と叙情性が共存している。
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