昔話に便乗して。

ポリーニの平均律1巻を聴いたのは、
1986年の秋、ミュンヘンのヘルクレスザールだった。
あの演奏は、今聴いてるこの演奏よりも
ずっとロマンティックで柔らかく、当時の彼のイメージからすると意外に思った。
20年たっても変わらないものは、
すみずみまで鳴らされるタッチの充実と美しさ。

そしてあの頃が春だとすれば、いまのこれは秋だ。

素晴らしいCD。